災い転じて雨を避ける

子どもを送り出し、つかの間の晴れ間に洗濯ものを干していると、図書館より電話。子どもが借りて、返却が遅延している本の中に、予約の入ったものがあるとのこと。午後雷雨の予報が出ているので、今のうちと、絵本(17冊も借りている)をまとめ、自転車を駆る。


カウンターで「これとこれは違います」と。自宅の絵本も取り混ぜて持ってきていた。ついでに店主の借りていたCDと本(やはり返却遅延)を返す。借りるものを物色していると、携帯が鳴る。あわてて外へ。しかし、手には手続きの済んでいないCDが。出入口の防犯ブザーが鳴り、図書館員に取り押さえられる……いや、やんわり、注意を受けただけですんだが。あわわ。


電話は夜勤の終わったかみさんから。それにしてもバッド・タイミングである。


しかし、外は黒雲がわき上がり、湿った風が吹き出している。今のうちに帰ったほうがよさそうだ。


やっぱり、自宅にたどり着いてすぐに雷鳴が。いくつも雷が近くに落ちるのが見える。それから土砂降り。外を見ていると、雹が激しく降っている。道が氷のつぶで白くなるほど。ベランダに落ちているのを手に取ると、1センチ以上ある。外にいて当たると痛いだろうなあ。かみさんの電話で気がついてよかったのかもしれない。


しばらくして、雨もやみ、子どもが早めに帰ってくる。今日は日舞の稽古。親2人が先に稽古をつけてもらい、子どもの番は最後になってしまう。おやつを食べ過ぎ、はしゃぎ過ぎで、稽古のときには眠気が来て、もうろうとなっている。


メダカの卵が水草に付いていたので、他の入れ物に移してみる。孵るかなあ。