セドリの体調
よい天気である。
午後より西武百貨店の古本市にいそいそと向かう。買い取りの査定など、やることがあるのだが。とにかく出かける。去年買いそびれた本などが思い出され、足が早まる。
しかし。久しぶりの即売会(半年ぶりか?)に緊張したか、昼ごはんにあたったか、途中で気分が悪くなる。情けない……。デパートの暖房でさらに参りながら、会場を一周。これは、と思う本に出逢わない。
結局買ったのは、木島始・菅原克己・長谷川四郎編『世界反戦詩集』525円、一冊のみ。路上派ならば、目白まで歩いてブックオフをのぞくところだろう。もうそんな気分もなく、はうようにしてわが家へ帰る店主であった。
帰り道ではだいぶ調子がよくなったが、もうセドリもできない身体になっちまったのか。悔し泣き。
かみさんと子どもは、ご近所の犬を借りて、散歩。暗くなって帰ってくる。
晩ごはんは、春雨とカニ缶のサラダ、シラス・スパゲッティ、スモーク・サーモン。ワインなど飲む。