長い夜

昨夜、子どもを寝かせてからしばらく寝入り、ふと起きるとテレビの音がする。かみさんがテレビをつけっぱなしで寝てしまったらしい。


かみさんを起こして、もう一度寝ようと思ったが、目が覚めてしまった。全く寝られず、読みかけの南陀楼綾繁さんの『路上派遊書日記』を完読。


南陀楼さんは西日暮里に住んでいるので、出くわしてもよさそうなものだが、活動範囲が広いし、お忙しいのであろう。お目にかかったのはもう一昨年のことか。


6時に近いので、もう起きることにする。連休中、更新していなかったツブヤキをまとめて書く。


昨夜はかみさんが朝ごはんを作ると言っていたが、起きてこない。店主は手を出さないつもりだったが、もう8時近く。子どもを起こし、学校へ追い出す。


郵便局から銀行へ。頼まれ仕事の入金を首を長ーくして待っているのだが、今日も振り込みなし。ブックオフにでも行こうと思っていたが、そのままUターンして家に戻る。これでは「路上派」になれないか。


仕事が休みのかみさんは、一度起きて、また日向で眠っている。よく寝られるなあ。ケモノのようであるなあ。


午後、ご近所の犬を預かることに。ケモノどうし、仲よくやってください。


さあ、作業を、と思っていたら、日舞の稽古があったことを忘れていた。かみさんに指摘される。ああ。今日は子どもは連れていけないな。店主のみあわてて着替えて、お借りしていた衣裳や小道具を抱えて、三田へ。


先日のにわか慰問団のてん末を先生にご報告。終わって熱が出たり、大変だったなあ……。今日から新しい踊り「上げ潮」を習う。粋な若衆の踊り。粋ってなんだ?なんて考えてると、足がもつれる。


かみさんは夜勉強会に行くと言っていたので、急いで帰る。子どもと晩ごはん。豚肉すき焼き風。


子どもはお風呂で「朝、父ちゃんに怒られるし、学校では転んで膝を擦りむくし、学童ではボールを顔面で受けるし」とこぼしていた。明日はいいことあるでしょ。きっと。