日常がやってきた

9時半起床。朝ごはんを食べながら、テレビを見ていると、愛媛県の動物園の職員が、ホッキョクグマの赤ちゃんを自宅で育てるというドキュメンタリーをやっていた。その人の淡々とした表情がすごくよくて、見入ってしまう。あんまり集中して、見ているほうも、クマと接して、まるで手触りまで実感しているように錯覚する。


昼前に実家を出て、子どもとうちへ向かう。途中、駅まで歩くと、畑にいろいろな作物が。大根、ブロッコリー、カリフラワー、ネギ、菜の花。都内にいると、畑すら珍しく感じるんだよなあ。


乗り換えの池袋で、食事。大学に行っていた頃からある、西口マルイ向かいの「ここのつ」へ。子どもの頼んだうどんが大変おいしい。いや、そばも当然おいしいのだが。汁をみんな飲み干す子ども。しかし、店内の張り紙で、この3月で閉店することを知る。大変だ、池袋でそばが食べられなくなるぞー。閉店までにもう一度来なくては。


芸術劇場前の広場で、ヘブンアーティスト「中国雑技団」を観る。若い男女が、曲芸を披露。うちに帰って、『散歩の達人』先月号(巣鴨・大塚・駒込の特集)を眺めていた子どもにこの雑技団のお兄さんが写っていることを教えられる。よく見てるなあ。


帰って、夜勤明けのかみさんと合流。注文が来ていたので、梱包などして夕方、郵便局の本局へ。窓口に7人ほど並んでいた。さらにどんどん人が来る。この時間は混むことを知る。


晩ごはんをなんにするか考えたり、子どもの体操着を洗濯したり、一挙に日常に戻る。