歌舞伎見物

今日は歌舞伎見物である。余裕である、わけがない。
先月、かみさんの友人のYさんがうちに遊びにきた。そのとき、玉三郎がすごいという話になった。店主も2、3度観たぐらいで知ったかぶりをして、「すごい、すごい」なんて、酒も入ってはしゃいでいた。Yさんは毎月観ているので、「来月出るよ」なんて言って、さっさとチケットを予約してくれちゃったのだった。
朝、かみさんがいきなり寝坊して、歌舞伎座についたらもう始まっていた。おいおい! 店主は子どもを保育園に連れていって、弁当の用意までしてるってのに!
今月の昼は、『廓三番叟』、『通し狂言 加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)』。玉三郎菊五郎のお局対決である。菊之助がうまい。いや、ほんとは玉三郎が妖艶な役のほうがよかったんだが、それなりに楽しんだ。遅れなければ、踊りもしっかり観られたんだが。
というわけで、古本屋、休業。