上野公園で安上がりに

明日は子どもの誕生日なので、三河島の「苺屋」へケーキの予約に。この周辺の人気店。相変わらず狭い店内に次々に来客が。活気づいてるなあ。


さあて、どこ行くかね。子どもは屋内プールに行きたいと言うので準備はして来たものの、思った以上に寒いので、店主は尻込み。


適当に自転車を走らせると、上野公園に着いたよ。通りがかった国立国際子ども図書館に入る。1階の閲覧室でしばし読書。


館内の食堂で食事。屋外のテラスでも食事できるが、この寒空。しかし、一組の芸大生風の男女がパラソルの下に座っている。テーブルに紙袋を置き、ワイングラスが見える。へー、子どもの図書館の食堂にワインがあるのか。


食堂の店員の視線を見ていると、どうも様子がおかしい。どうやら、持ち込みで食事しているようだ。近くに行ってみると、紙袋にボトルが。さらに、デパ地下の惣菜が並べてある。グラスまで持ち込むとは、やるなあ。どうでもいいけど、寒そうなんだが。


とうとう、警備員が説得に。しかし、二人は動じることもなく、そのまま居座っていたもよう。


土日は2時と3時に読み聞かせの会がある。2時からの4才から小1の部に、さっそく店主の子どもも参加。(3時の回は小2以上対象。)7、8人の子どもが集まり、別室へ。親は入室できない。20分ほど、思わぬ休憩時間。


3階の北欧の子どもの本の展示を駆け足で一巡。この図書館は、昨年100周年を迎えた旧帝国図書館をそのまま使っている。欲張って、館内のあちこちを散策。……休憩のつもりが、疲れた。


終わって、外へ。人の輪ができている。ヘブン・アーティストと呼ばれている、都公認の大道芸人が演技中。子どもは最前列に座り込み、熱心に観はじめる。


店主は初め、遠巻きにして眺めていたが、だんだん前のほうに。くどいギャグが子どもたちに大うけ。ジャグリング、一輪車など。途中、酔っ払いの乱入や迷子放送の中断をうまく活かしながら、寒い中、1時間ほどの熱演。子ども大満足。


食堂の二人ではないが、店主も安上がりに(笑)楽しんだ1日であった。


晩ごはんは、おでんとターツァイと豚肉の炒め物など。例によって、子どもの宿題、ピアノで就寝10時。