親離れ

 朝、起きてみると右目の充血がとれていない。昨晩パソコンの画面を見過ぎたようだ。充血しているうちに病院に行ってみよう。


 保育園に行ったついでに眼科に行くつもりが、診察券を忘れていたことに気付く。うちにとりに帰って鏡を見ると、充血が治まっている。緊張が抜けてしまう。


 ご近所ダンサー・新井さん宅に焼いたパンを届ける。上がりこんで、主夫同士の無駄話。うふふ。新井さんの最近のお気に入り、アルセニオ・ロドリゲスを聞かせてもらう。


 午後は、サイトの在庫の整理。売れないと嘆いてばかりもいられない。とりあえずできることから。売れないままの本を下げたりして、いくつかコーナーを削った。300円の均一棚の商品も入れ替える。


 夜、突然、子どもが一人で寝ると言い出した。内心、びっくりしながら、ピアノの部屋に布団を敷く。いつもどおり、枕元で本を読み聞かせる。その後は、ひとり。


 生まれたときからずっと、いつも添い寝して、そのまま店主も寝てしまう毎日だった。今日だけの気まぐれか。それとも続くか。一人で寝てくれると、もう一仕事できるのは確かだが。さてさて。