空振りの日
今日も何やら不穏な気分。昼から歯医者の予約が入れてあるが、早めに家を出る。
都電内で読書。岩波書店PR誌『図書』。四方田犬彦の『古事記』解読が面白い。
歯医者の前にブック・オフへ寄る。開店直後だが、携帯片手のセドリ師がゾロゾロ。まあ、自分も同類なのだけれど、落ち着かない。逃げるようにCD売り場へ。ルシンダ・ウイリアムズを500円で買う。
歯の治療も終わって、どこかへ、と思ったが、用事があったのを思い出し、再び都電で帰る。しかし、用事の相手が留守だった。がっくし。
私信の郵便が2通戻ってきた。住所はあっているはずだが……。1通は、郵便局へ電話すると、出ている名前が違うらしい。うーん。同居人はどうなるの? 本人に聞いてみるしかない。ほかにも探し物がなかったりで、またイライラ。はかどらないねえ。なかなか。
晩ごはんを作って待っていると、子どもと日舞の稽古に行ったかみさんが、「遅くなるから、外で食べる」と。一人寂しくおでんをつつく店主であった。さえない。