無謀でも

 保育園の送りから帰ると、早速、新着本の入力作業。季刊『映画芸術』の90年代のもの。編集人が、小川徹から荒井晴彦になる頃のもの。


 午後になってようやくアップ。画像を入れなかったので、早めにアップできた。


 夕方、『書の宇宙』に注文が。先日、4巻まとめて買って下さった方が、届いた本がきれいだったので、新たに4巻まとめてのご注文。『書の宇宙』完売!


 基本的に書道の専門書なのだが、石川九揚の編集で、草森紳一夏目房之介などの執筆が目をひいた。レイアウトも斬新で、「書を見る」ということに視覚的に訴えてくる。


 うれしい。仕入れてから1年半ぐらいかかったなあ。思わず並んでいる十数冊を抱えて、仕入れてしまったのだった。揃っていなかったし。完売どころか、当店のジャンルとして売れるかどうかも考えずに。あとから「文字・ことば」なんてコーナーを作ったぐらいだから。今から思えば無謀である。