ひょこひょこ3人

 子どもと過ごす3連休、ラスト。今日はかみさんは夜勤なので、日中はいっしょに行動。だから子どもを任せられて楽かというとそうはいかないんですね。かみさんも子どもといっしょになってひょこひょこ。目を離せないから、子ども2人みたいなものなのです。ふう。
 本の発送があるので、本局までてくてく3人で歩く。郵便局でばったりご近所の方に会う。
 その後、バスで白山上まで。目的地は、駒込駅前のギャラリーでやっている「十滝歌喜&日々つくし2人展」。だんなさんが木版画、奥さんが陶芸。以前勤めていた小劇場で個展をされたのが縁で、たまにのぞいている。個展は毎年やっているが。今回は駒込という近場なので家族3人で出かけてみた。確か以前は子どもが産まれたばかりだったから、6年ぶりか。
 畳3枚分ぐらいの小さなギャラリー。十滝さんいわく「年とって身体にそれなりの障害が出てきたけど、創作活動が続けられていられるからね」。もう70歳ぐらいかな? 木版はスペイン、イタリアの風景とシュールな「チューブ」シリーズ。陶芸は、器と人形が座るような小さな椅子のシリーズ。器も椅子も奇妙にねじくれている。形をあえて乱そうというように。
 家族3人が入るといっぱいで、後から来るお客さんが入れない。30分ほどで引き上げる。さらに歩いて、飛鳥山へ向かったつもりが、かみさんのひょこひょこを追いかけているうちに巣鴨とげぬき地蔵商店街に出てしまう。図らずも人混みに投げ込まれた。庚申塚まで出て、都電で飛鳥山へ。夜勤のかみさんと別れる。日のくれかかった飛鳥山公園でひとしきり遊ぶ。
 よく歩いた1日でした。明日からしっかり古本屋にもどれるかな?