午前中はDTPの内職。日暮里駅近くの印刷屋さんに入稿。
雨が降っていたが、ついでにB・O駒込店でセドリ。当店で3冊さばいた大澤真幸『虚構の時代の果て』を見つける。ちくま新書で絶版。オウム事件の直後の論考。店主も読みたくて、当時ずいぶん探した。まだ探している人が多い。ほかに西脇順三郎『旅人かへらず』講談社文芸文庫版を105円など数冊。
昼過ぎに帰って、新着本アップ。映画・演劇など。
夜、急きょ、友人の友人がやる朗読劇を家族で観ることに。かみさんが友人に会って、はっきり返事をしなかったので、席をおさえてしまっていた。地下鉄で乃木坂へ。会場はフリースペースのついたバー。一人芝居とか映画の上映をやっているそうだ。演目は宮沢賢治注文の多い料理店」と木村裕一「あらしのよるに」。子供向きではある。しかしなぜ乃木坂? 入場料3千円である。子どもは受付で2千円にしてくれた。それでも親子3人で8千円。うう。
バーなので飲み物食べ物がある。子どもが「おなかすいたー」。ポップコーン、おにぎり、ナンピザとどんどん食う。育ち盛りである。しかし、乃木坂のバーである。うう。
子どもは演目も楽しみ、まあ、満足したようである。しかし、くどいようだが、なぜ乃木坂のバーなのか?演目は子供も観られるものだったが、主催者は子供のことを考えていないように思うのだ。
というか、店主一家が場違いなところに来たってことか?
帰りに子どもはかみさんとラーメンを食べていた。店主は胸がいっぱいでもう何も入らないのであった。