文京区の創文堂さんから年賀状が来ていたので、お店に行ってみた(去年の8月17日参照)。もう閉じてしまったとばかり思っていたら、何でも、店舗の奥で、注文販売だけをやっているそうだ。
店舗は調剤薬局になっていた。壁面に「奥、今井書店、店舗」と紙が張ってある。インターフォンを押して待っていると、おじさんが奥から顔を出した。行ってみると、玄関を入ったすぐのところに四畳半ほどのスペースがあり、書架と事務机が置いてある。「いやあ、息子がね、『お父さんはこれしかできないんだから』って言うんでね、注文での販売と、教科書を扱ってるんです」。そうだったのか。あの品揃えはもう拝めないが、「たくさんのふしぎ」は取り寄せ続行なわけですね。たまっていた分を受け取ると、中に「図書」(岩波書店のPR誌)がたまっていた月の分、同じく揃って入っていた。