常々、ニュースばかり聞いていると暗くなるよなあと思っている。今日は音楽を聴こう。そう思ってつけたラジオから耳に飛び込んで来たのは。「宅間死刑囚に刑執行」。ああ、驚いた。自らの控訴取り下げによる刑の確定、支援者との結婚と、何かと記憶にも新しいあの宅間死刑囚が。弁護人は、「彼自身の生き方を貫いたことになる。彼にとって本望なのでは。」とも。早すぎではないか。詳しいことは分からないが、宅間死刑囚は自分の正当性だけを訴え、死んだ。国は、国の言い分を認めさせられないから、さっさと始末した。そんなようにも見える。国はとにかく彼から反省のことばを引き出すことが必要だったのではないでしょうか。
あるいは「国民の総意」がそうさせた? 法務省は、犯罪被害者への支援を強めることを発表したばかりだ。その第一歩がこれかい。被害者の意志を尊重したというのだろうか。この調子なら某教団元代表は、明日にも殺されるよ。
ああ、熱くなってしまった。古本屋のツブヤキが。これだから、もうニュースは、しばらく、聞かない。