お祝いは閉め出し

仮免検定の日。昼前の集合なのだが、タイムスケジュールも何も分からない。とにかく、遅刻しないように教習所へ。


5人が集まる。説明を聞くと、まず運転技能、合格した人だけ学科試験を受けられると。店主、てっきり先に学科だと思っていた。それに昼ごはん食べていないし。


検定では、受験者・試験官のほかに、後部座席に順番待ちの受験者が乗るのである。うう、プレッシャーをかけやがる。開き直って、ハンドルを握る。


弱点の一つ・坂道発進では、2回エンスト。クラッチを踏む足がブルブル。3回で動き出したから、まあ、実力発揮だね(泣)。ほかにも2回エンスト。あはは(大泣)。


終わって、別室にて一人ずつ結果を申し渡させる。「エンスト多すぎだよねえ。まあ、ぎりぎり合格」。合格?? やったー!!と言いたいところだが、喜んでいいものかどうか。こんなんで路上に出ていいのか、大いに不安であるよ。


学科も終え、へろへろになってうちに帰ると、帰っているはずの子どもがいない。どうやら、ひとつしかない鍵を持ったまま、ご近所のおばさまと車で出かけてしまったようだ。うちに入れないまま、うろうろする店主をマンションの掃除のおばさんが笑って見ているのであった。


なんとか携帯でご近所のおばさまと連絡がとれ、30分後にご帰還。急いで支度して実家へ向かう。週末は実家です。