妻を背負いて
夜、かみさんの友人が来ることになっているので、買い取って置きっぱなしの本たちを整理。
作業場をとっくにはみ出して、となりの部屋、さらにリビングを半分占拠。こんなに増やしてどうするんだ……。
いやいや、頭を抱えている場合ではない。積み重ね、ほこりを払い、空きスペースを作り、少しでも片づいたように見えるようにしていく。空いたスペースにテーブルを置き、なんとか形を整える。
いったん、マンションのパトロール当番で外に出る。隣の敷地の工場は、一部の建物を解体するらしい。アスベストが出るとか出ないとか、そんな話があるらしい。
帰って、査定の続き。古いパンフレットなど。リストアップだけでもなかなか終わらない。新着ものの入力も平行してやっておかないといけないが。
日が暮れてしまったので、あわてて買い物。友人が着く前にどうにかもどれたが。
ご近所ダンサー・新井さんも加わって、にぎやかに晩ごはん。みんなの持ち寄りで、お刺身、タラのあら煮、カキのソテー、ブリかま、と魚づくし。かみさんも大はしゃぎ。子どもはねじり鉢巻して、すしを握ったりして。
深夜、散歩すると言い残して出ていったかみさんから電話。橋の上で気分が悪くなったから迎えにきてほしいと。しぶしぶ出かけると、歩けないからおんぶしろと言う。……うちまで5分の距離だが、さすがに重かった。股関節がきしんだ。遅かったので、人通りがなくてよかったよ、ほんとに。