サンタがうちにやってきた

昨晩、子どもをいつも見ていただいている、ご近所のTさん宅のクリスマス会におよばれ。お孫さんが4歳で、うちの子と仲良しなのである。外に出ているお子さん方の夫婦がそろうところへお邪魔した。それにしても、今年何回目のクリスマス会であろうか。記憶が定かでない。


というわけで、今朝は二日酔いである……。子どもを終業式に追い出して、しばし休憩。だが、動かねばならない。よろよろと立ち上がる。


先ずは、マンションのクリスマス会の片づけ。豚汁を煮た1メートルの鉄鍋を倉庫にしまったり、散らかった段ボールを片づけたり。マンションの玄関では、お飾りと門松が据え付けられていた。


相次いで、買い取りの品が届く。査定のため、リストアップ。午後いっぱいかかる。クリスマス・年末・年始と注文の少ない時期である。皆さん、お忙しいですから。そういうときこそ、在庫の充実に力を入れるのである(そうでも思わないと、注文の少なさに意気消沈してしまう)。助っ人・藤崎さんは入力作業。


晩ごはんのあと、かみさんがどこかへ出かけたと思ったら、大きな包みを抱えて帰ってきた。子どもに「サンタさんが来たよー」。「今ね、サンタさんがこの包みをそこに置いていったんだよ」。すごい芝居である。


包みを開くと、大きなクリスマスツリーが……。もう世の中はお正月の準備に突き進んでいるというのに、新品のクリスマスツリーとは。しかも1万数千円もしたと。そんな金、どこから現れたのか? わが家のは百円ショップで買った10センチのツリーだったが……。


しかし、店主の曇り顔とは関係なく、子どもは大喜び、狂喜乱舞である。「サンタさんだ、サンタさんだ、サンタさんが来たーっ!!!」と叫んで、くるくる回っている。


点灯すると、なかなかゴージャスな感じなのである。家族3人でしばし見とれる。もったいないので、このまま年末まで飾っておくことにするか。