新着本をアップして、仕入れのため十条方面へ自転車を走らせる。
あわてて出てきたので、飲み物も何も持って来なかったことに気づいた。暑いのに。
王子でまず1軒立ち寄る。均一棚から3冊。店内を見るが、きちんと値が付いていて、セドリできるものなし。初めて入ったが、均一棚は見る価値ありかな。
だんだんつのってくる空腹感に勝てず、途中定食屋でお昼。
やる気ばっちりでブック・オフ十条駅前店。しかし、数冊仕入れたのみ。まだ時間があるので、ブック・オフ赤羽店へ足を伸ばす。このお店であまりいいものを見つけたことがないのだが、今日もダメか。詩人・諏訪優の田端在住の頃をつづった『東京風人日記』を900円で買ってしまう。1冊持っているので、迷ったが。店主も30代を田端で過ごしたので。
戻るかたちで、東十条商店街。確か古本屋が1件あったが。どうもなくなったらしい。この駐輪場になっているのがそうか。
駅そばのブック・ステーション東十条店に寄ってみる。まだ開店して間もないようだ。町屋店はよく行っているが、ここにもできたか。品揃えはずいぶん古本屋めいている。変な言い方だが、町屋店は新古書店のようなので。古い本ばかり。吉本ばななが1冊しかない。お父さんのは10冊以上あるのに。これから力を入れようと思っていた白水社世界の文学ソフトカバー版を何冊か仕入れる。あと、自分の読書用に『神保町「書肆アクセス」半畳日記』。書肆アクセスは神保町・すずらん通りにある地方・小出版流通センター直営店。
明治通沿いに1軒あったことを思い出し、遠回りながら行ってみるとシャッターが閉まっていた。前回も木曜日に来て閉まっていたから、定休日か。
ここまで来てそのまま帰るのもなんだから、尾久橋通りでもう1軒。100円棚で谷岡ヤスジ『バカが行く』第2巻。店内はジャンル分けしてあるようなないような。玉石混淆状態というのでしょうか。宮部みゆきの隣にペーター・ヴァイスの戯曲『マラー/サド』(『マルキ・ド・サドの演出のもとに シャラントン精神病院患者によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺』)があったりして。高くて手が出なかったが。
全部で5軒。へとへと。