子どもが起きる前に、新着本・現代詩関係19冊アップ。最近、現代詩の入荷が多い。
そのあとは、子どもといっしょの一日。
隅田川沿いのわが家から見える対岸の足立区側に、新しく公団が建ち、その接している堤防が川に下りられるように改築された。散歩に行ってみた。子どもは、堤防よりも、隣接の児童公園に興味を示し、ひとしきり遊ぶ。
遊具の中に、高さ3メートルぐらいのグレーに塗られた4本柱が。それぞれ足をかけて登ることができるようになっている。まあ、どこにでもありそうなんだが。
しかし、わきの説明板を読むと、昔、この辺りにあった「お化け煙突」を模したものであることがわかる。「お化け煙突」は、千住火力発電所に煙突が4本あり、見る方角によって1・2・3・4本に見えたため、その名が付けられた。こんなところに発電所か。まあ、知ってはいたが、この遊具は、煙突の立ち方を再現しているので、実際にどんなふうに煙突が見えたか、目の当たりにできて、ちょっとおもしろい。それと、公園の入り口の半円状のアーチは、煙突の太さに合わせてあるそうだ。そうか、この公園は「エントツ公園」なのね。子どもは全く興味ないみたいだけど。
それから自転車をぷらぷら走らせていると、向島に出てしまう。昼食はどうしようかと思ったが、決断する力もないまま、南千住のLa La テラス内の回転寿司「くら」へ。もう1時を過ぎているのに、すごく混んでいる。20分待ち。オートメーション化の進んだ店。というか、何でも客がやる。タッチパネルで注文できる。食べ終わった皿も返却口へ落とす。生ビールは自分で注ぐ。瓶のビールは自分で取ってきて栓を抜く。一定の時間が経つと、回っている皿は自動で排除される。いちいち注文しなしなくていいのは楽かも。しかし、人と食べている感じはしないわな。周りを見ている余裕も必要もなし。個室で黙々と食べている気分。食べ終わって妙に疲れる。
そのあと、もうひとつ児童公園へ行ってから、あんまり暑いので、うちに帰っておやつ。そのあとまた児童公園へ。
子どもって、ほんとに公園好き。
古本屋として何もできなかった一日でした。